この度、本ブログ「AutoCAD LT ヘビーユーザへの道」を開設することになりました。
汎用CADは使い慣れてくるにつれ、自分で様々なカスタマイズを加えたくなるものですが、本ブログは、そんなユーザの皆様が比較的簡単な「DIESEL式」によるメニューのカスタマイズから、「AutoLISP」を使ったオリジナルコマンドの作成までを学べるよう、そのまま使える実用的なコマンドを例に挙げて解説していきます。
「AutoLISP」を使った自由度の高い開発のできるIJCAD、BricsCAD等のAutoCAD互換CADはもちろん、アプリケーションの開発に限度のある AutoCAD LT においても、開発言語の「DIESEL式」を駆使することで、驚くほどの機能アップが望めるものです。
ユーザの皆様がテクニックを習得されて、自分の業務に有益なコマンドを作り、ヘビーユーザへの道に踏み出して欲しいと望んでいます。
【著者よりご挨拶】
(株)ライトプランニング 代表の阿部泰資です。
私は、AutoCAD用のアプリケーションを開発し始めて25年になります。
更に最近は、AutoCAD互換と言われるIJCADやBricsCADなど向けのアプリケーション
開発も手掛けています。
私は、建築の設計・監理が本職でした。
25年前にAutoCADを導入し、私自身の作業効率を上げることを目的にカスタマイズを
始めました。そのうちに、友人達から「私のCADも何とかしてほしい」との相談が
相次いだことからアプリケーションをパッケージ化することになり、今日に至った
という次第です。
この長年の経験に基づくノウハウをメルマガで配信しようと考えています。
設計の実務を知り尽くした立場で開発するコマンドには、設計者同士だからこその
機微を感じていただけるでしょう。
そのような姿勢で、より具体的で実践的なコマンドを作成してゆく過程を解り易く
解説してゆきます。
近年CADも多様化し、所謂AutoCAD互換CADも多数出揃っています。
安価な互換CADへの乗換えも進んできています。その辺も踏まえて、共通するテクニ
ックや表現を用いることによって、CAD間の乗換や併用のノウハウも織り交ぜつつ
情報発信してゆきたいと考えております。
続けてご愛読頂けますと、大変嬉しく存じます。
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